サビ管の「これで合っているか」に答えます

サビ管研修は個人で申し込める?
47都道府県の可否【2026年度】

最終更新|制度基準日
執筆:徳永 崇志(就労継続支援B型事業所の運営者)
初回公開
要点

サービス管理責任者研修を個人で申し込めるかは、都道府県で分かれます。勤務先の事業所を通す方式が基本ですが、一律に個人不可というわけではありません。

2026年度の募集要項を実測した47都道府県では、個人申込可が6県、条件つきが22府県でした。個人では申し込めない県が6つ、可否の明記がない都道県が13あります。

法人に所属していない人に限って受け付ける県や、推薦がなくても個人申込み扱いで受け付ける府があります。可否と条件は年度ごとの募集要項で変わります。

個人申込可
6県(岐阜・茨城・石川・神奈川・長崎・埼玉)
条件つき
22府県(千葉・大阪・福岡など)
個人申込不可
6県(福島・長野・滋賀・島根・広島・鹿児島)
可否の明記なし
13都道県(北海道・東京など)
調べた範囲
47都道府県の2026年度(令和8年度)募集要項
制度基準日2026.09.21
根拠:各都道府県・実施機関の令和8年度募集要項(2026-09-21確認)
目次

サビ管研修の申込みは、勤務先の事業所を通すのが基本の形です。それでも、法人に所属していない人の受け皿を用意している県はあります。47都道府県の2026年度の募集要項を実測して、個人で申し込めるかどうかを整理しました。

なぜ事業所経由が基本なのか

研修が配置予定者の養成を目的としていて、申込みの段階で推薦や配置予定の確認が入るためです。

研修の定員には限りがあります。厚生労働省は都道府県に対し、配置が決まっている人を優先して受講対象とするよう周知するとしています。このため、申込書に推薦欄や配置予定の記入欄を置く県が多くあります。確認を法人経由の申込みという形で設計しているわけです。

個人申込みの可否は、この確認の設計の違いとして現れます。法人に所属していない人の配置予定をどう確かめるかは、県ごとに答えが違います。受講者の選ばれ方そのものは、サビ管基礎研修とはで説明しています。

都道府県別の可否はどうなっているか

47都道府県の内訳は、可が6県、条件つきが22府県、不可が6県、明記なしが13都道県です。

今回の実測で、不可と明記する県が6つあることが分かりました。募集要項に個人申込みを認めない文言を置いている県です。可否の区分は、各県・各実施機関の公式ページの記載をそのまま載せています。

北海道・東北

サビ管研修の個人申込みの可否(北海道・東北7道県・2026年度)
都道府県個人申込み条件の要約
北海道不明申込先は道が指定した研修事業者4者です。道内在住の人が対象で、きなはれは法人の推薦がある人に限ると明記しています。
青森県条件つき青い森学館は法人代表者印を押した申込書の郵送が要ります。東北福祉カレッジはWEB申込で、個人不可の記載はありません。
岩手県不明実施要領に個人申込みの可否の記載がありません。申込み多数のときは事業所内の優先順位で選考し、1事業所1名になる場合があります。
宮城県不明県のページは実施事業者を示すだけで、可否の記載がありません。学研ココファンは全国からの応募が可能と案内しています。
秋田県不明県のページに可否の記載はありません。東北福祉カレッジの申込書は推薦書を兼ねますが、個人不可の記載はありません。
山形県不明申込みは電子申請と書類の郵送の両方が必要です。事業所が作る実務経験証明書が要りますが、可否の記載はありません。
福島県不可開催要項が、申込書類は勤務先法人の代表者が作成して郵送すると定めています。県内に勤める人が対象です。

出典:各都道府県・実施機関の令和8年度募集要項(2026-09-21確認。県別の出典は研修日程ナビの各県ページ) 原文 ↗

関東

サビ管研修の個人申込みの可否(関東7都県・2026年度)
都道府県個人申込み条件の要約
茨城県可心身障害者福祉協会は法人推薦用と個人用の申込書を用意しています。ただし推薦のない人は選考順位が最下位に置かれます。
栃木県条件つき障害施設・事業協会は個人申込みの優先順位が低くなると明記しています。東北福祉カレッジはWEB申込で個人でも申し込めます。
群馬県条件つき県の委託研修は法人か事業所等の推薦を受けた人が対象です。県が指定した東北福祉カレッジは個人でも申し込めます。
埼玉県可基礎研修は、法人に所属していない場合に限り個人で申し込めます。県外の事業所に勤務する人は対象外です。
千葉県条件つき原則は法人単位の申込みです。法人に所属していない場合に限り基礎・実践を個人で申し込めます。更新研修は法人所属者を優先します。
東京都不明都の委託研修の案内に可否の記載はありません。指定機関の檸檬会は推薦が必要で、都外の事業所に勤める人でも申し込めます。
神奈川県可かながわ福祉大学校の募集要領が個人申込み可と明記しています。ただし選考の優先順位は下がります。

出典:各都道府県・実施機関の令和8年度募集要項(2026-09-21確認。県別の出典は研修日程ナビの各県ページ) 原文 ↗

中部

サビ管研修の個人申込みの可否(中部9県・2026年度)
都道府県個人申込み条件の要約
新潟県不明申込みは本人がフォームから行い、法人の推薦書は要りません。所属先のない人が申し込めるかは要領に書かれていません。
富山県条件つき実施要領が事業者(法人)代表者の推薦を求めています。県内の事業所に所属していることが前提で、県外からは受け付けません。
石川県可基礎研修の開催要項が、個人で申し込む人に受講が必要な理由の記載を求めています。県内在住か県内勤務の人に限られます。
福井県条件つき基礎研修は法人か事業所等の推薦を受けている人が対象です。申込みも市町や法人の長が行う形で、県外からは受け付けません。
山梨県条件つき基礎研修は個人でも申し込めますが、県内の事業所の申込みを優先します。実践研修と更新研修は事業所単位の申込みです。
長野県不可協会が個人での申込みはできないと明記しています。所属する事業所等の長の推薦も必要です。
岐阜県可実施要項が受講可否の通知先を「個人での参加の方は個人宛」と定めています。定員超過時は事業所推薦の優先順位を勘案します。
静岡県条件つき基礎研修と実践研修は法人ごとの申込みだけです。更新研修は個人でも申し込めますが、法人からの申込みを優先します。
愛知県条件つき県社協は申込者を所属機関に限ると明記しています。県が指定した東北福祉カレッジは全国から申し込めます。

出典:各都道府県・実施機関の令和8年度募集要項(2026-09-21確認。県別の出典は研修日程ナビの各県ページ) 原文 ↗

近畿

サビ管研修の個人申込みの可否(近畿7府県・2026年度)
都道府県個人申込み条件の要約
三重県不明県と県社協のページに、法人経由に限る記載も個人可の記載もありません。県内の事業所で従事する人を前提にした書き方です。
滋賀県不可県が、所属先のない個人からの申込みは受け付けないと明記しています。県外からの申込みも対象外です。
京都府条件つき基礎研修は勤務先の代表者等の推薦を受けた人が対象です。受講の可否も所属事業所宛てに連絡されます。
大阪府条件つき配置予定法人の推薦書が基本です。推薦のない人は個人申込み扱いで受け付けられます(障害者福祉事業団の基礎研修)。
兵庫県条件つき事業所のほか、配置の予定のある個人からも申し込めます。選考では兵庫県内の事業所を優先します。
奈良県条件つき実践研修は代表者印のある推薦書の郵送が申込完了の条件です。県外の事業所に勤める人と勤務予定の人は申し込めません。
和歌山県条件つき実施要領は県内の事業所に所属する人と県内在住者を対象とし、個人申込みも含むとしています。申込みは法人経由が原則です。

出典:各都道府県・実施機関の令和8年度募集要項(2026-09-21確認。県別の出典は研修日程ナビの各県ページ) 原文 ↗

中国・四国

サビ管研修の個人申込みの可否(中国・四国9県・2026年度)
都道府県個人申込み条件の要約
鳥取県条件つき申込みは本人がフォームから行い、推薦書は要りません。県内の事業所で従事しようとする人に対象が限られます。
島根県不可3つの研修すべての開催要項が、事業所を通して申し込むよう求めています。個人での申込みはできません。
岡山県条件つき所属がある人は所属長の推薦が必要です。所属していない人も申し込めますが、定員を超えると受講が決まらない場合があります。
広島県不可応募要領が申込みを法人単位のみと定めています。県内に本部か事業所のある法人の推薦状が必須です。
山口県条件つき一次募集は県内の事業所に従事する人が対象です。二次募集から、県内に居住する人の個人申込みも対象に加わります。
徳島県不明開催要領に可否の記載はありません。本人が電子申請し、実務経験調査書を郵送します。県外の事業所の人は受講できません。
香川県不明実施要項に可否の記載はありません。電子申請と、事業所代表者の証明と押印がある実務経験調査書の郵送の両方が必要です。
愛媛県条件つき事業者ごとに扱いが分かれます。マルクは所属事業所がない場合に住民票の写しを出せば申し込めると案内しています。
高知県不明開催要綱に可否の記載はありません。推薦書は求められませんが、押印のある実務経験証明書を県の様式で出す必要があります。

出典:各都道府県・実施機関の令和8年度募集要項(2026-09-21確認。県別の出典は研修日程ナビの各県ページ) 原文 ↗

九州・沖縄

サビ管研修の個人申込みの可否(九州・沖縄8県・2026年度)
都道府県個人申込み条件の要約
福岡県条件つき指定研修事業者ごとに扱いが違います。県社会福祉士会は、事業所に所属していなくても自己推薦で申し込めるとしています。
佐賀県条件つき地域生活支援ネットワークは本人が申込フォームに入力します。申込みは原則1事業所1名で、実務経験証明書の提出が必要です。
長崎県可基礎研修の開催要項が個人でも申し込めると明記しています。定員を超えたときは県内の事業所に勤務する人を優先します。
熊本県条件つき申込みは研修申込者ごとのマイページで行いますが、提出書類に法人推薦書が必須です。可否そのものの明記はありません。
大分県条件つき基礎研修と実践研修は法人推薦書が必須で、受講決定の通知も法人代表あてに届きます。他県からの申込みは原則受け付けません。
宮崎県不明県のページにも受講の手引きにも可否の記載はありません。住民票所在地か勤務地が県内にある人が対象です。
鹿児島県不可研修管理システムの受講申込みは事業所登録からに限られ、個人登録からの申込みは受け付けられません。
沖縄県不明更新研修は本人がフォームから申し込みますが、可否の記載はありません。基礎研修と実践研修は募集要項が準備中です。

出典:各都道府県・実施機関の令和8年度募集要項(2026-09-21確認。県別の出典は研修日程ナビの各県ページ) 原文 ↗

「不明」とした13都道県は、公式の案内に個人申込みの可否が書かれていなかったところです。個人で申し込めないという意味ではありません。

この表は2026年度(令和8年度)の募集要項の内容です。可否も条件も、年度が替わると見直されることがあります。申し込む前に、必ずその年度の募集要項で確かめてください。

「条件つき」の中身はどう違うか

条件つきとした22府県の条件は、法人の推薦・実施機関の違い・選考順位など6つの型に分かれます。

同じ「条件つき」でも、求められるものはここまで違います。県ごとに並べると同じ説明が重なるので、型ごとにまとめます。

サビ管研修の個人申込みにつく条件の型(条件つき22府県・2026年度)
条件の型あてはまる府県求められるもの
法人の推薦書が要る青森・富山・福井・京都・奈良・熊本・大分代表者印のある推薦書や、推薦欄を埋めた申込書の提出を求めます。推薦を得られないと申込みが成り立ちません。
実施機関で分かれる群馬・愛知・福岡・愛媛・佐賀同じ県でも機関ごとに違います。群馬県と愛知県は東北福祉カレッジなら個人でも申し込め、福岡県は自己推薦を認める機関があります。
申し込めるが不利になる栃木・山梨・岡山個人申込みは可能だが優先順位が低い、と要項に書かれています。岡山県は所属のない人が定員超過時に受講できない場合があります。
県内の在住・勤務が条件鳥取・和歌山・山口推薦書は求めず本人が申し込みます。ただし県内での従事か県内在住が条件で、山口県は二次募集から個人が対象になります。
配置の予定を示す大阪・兵庫大阪府は配置予定法人の推薦書が基本で、推薦のない人は個人申込み扱いです。兵庫県は配置の予定のある個人から申し込めます。
研修の種類で分かれる千葉・静岡静岡県は更新研修だけ個人で申し込めます。千葉県は法人に所属していない場合に限り、基礎研修と実践研修を個人で申し込めます。

出典:各都道府県・実施機関の令和8年度募集要項(2026-09-21確認。県ごとの原文は研修日程ナビの各県ページ) 原文 ↗

推薦書を求める型がいちばん多く、22府県のうち7つを占めます。自分の県の区分だけでなく、条件の中身まで募集要項で確かめてください。

個人では申し込めない県はどこか

個人では申し込めないと整理したのは、福島・長野・滋賀・島根・広島・鹿児島の6県です。

このうち5県は、募集要項に個人申込みを認めない文言があります。福島県だけは可否の文言ではなく、申込書類を出す人を勤務先法人の代表者と定めています。

個人申込みを認めていない6県の記載(2026年度)
都道府県募集要項の記載
福島県基礎研修と実践研修の開催要項が、必要書類は勤務先法人の代表者が作成して郵送すると定めています。県内の事業所に勤める人が対象です。
長野県研修一覧に「他県の方や、個人でのお申込みはできません」と書かれています。所属する事業所等の長の推薦も受講要件です。
滋賀県「申込みは原則、法人や事業所からのみとします。所属先がなく、個人のスキルアップのための申込みはできません」と県が明記しています。
島根県「申込みは基本的に事業所を通しておこなってください(個人での申込はできません。)」と、3つの研修すべての開催要項にあります。
広島県基礎研修の応募要領に「申込みは法人単位のみ可能であり、個人からの申し込みは不可」とあります。更新研修にも同じ定めがあります。
鹿児島県研修管理システムに「受講申込は事業所登録からに限ります。(個人登録からの申込みは受け付けません。)」と書かれています。

出典:各県・実施機関の令和8年度募集要項(2026-09-21確認。県別の出典は研修日程ナビの各県ページ) 原文 ↗

この6県では、所属先が決まってから申し込む順番になります。島根県は基礎研修に例外を置いていて、県内の事業所で従事することが決まっている人は、受講理由書を出せば受講を認められることがあります。

受けやすいのはどの県か

個人で申し込めるのは岐阜・茨城・石川・神奈川・長崎・埼玉の6県ですが、いずれも別の条件がつきます。

6県の条件は次のとおりです。

  • 岐阜県 … 通知先に個人宛ての定めがある。定員を超えると事業所推薦の優先順位を勘案する
  • 茨城県 … 個人用の申込書がある。推薦のない人は選考順位が最下位になる
  • 石川県 … 個人で申し込む人は受講が必要な理由を書く。県内在住か県内勤務に限られる
  • 神奈川県 … 募集要領が個人申込み可と明記。選考の優先順位は下がる
  • 長崎県 … 開催要項が個人でも申し込めると明記。県内勤務の人を優先する
  • 埼玉県 … 法人に所属していない場合に限る。県外の事業所に勤務する人は対象外

区分が「可」でも、県内在住か県内勤務という条件は多くの県に残ります。住んでいる県も勤め先の県も違う研修を選ぶ、という使い方はできないと考えてください。

他県の研修を受けられるかどうかは、その県の要項次第です。県外からの申込みを受け付けないと明記する県は、富山・福井・長野・奈良・鳥取・徳島・大分など多数あります。一方で、受け入れ側に回っている例もあります。

  • 東京都の指定機関である檸檬会は、都外の事業所に勤務・勤務予定の人でも申し込めると案内しています
  • 愛知県の指定事業者である東北福祉カレッジは、全国から受講申込みができるとしています
  • 秋田県と宮城県の学研ココファンは、全国からの応募が可能としています
  • 山口県は追加募集の段階で県外の人も対象に加えます

オンラインで実施する指定事業者を置いている県もあります。東北福祉カレッジは、青森・秋田・宮城・栃木・群馬・埼玉・東京・神奈川・岐阜・愛知・和歌山の11都県で実施先に挙がっています。青森県や群馬県の回は、ZOOMと事前の動画視聴で組まれています。申込みはWEBのフォームで受け付け、受講料を法人が払う場合だけ推薦欄を埋めた申込書が要ります。

ただし、どの県の研修を受けても修了証が使えるかどうかは、受け入れる事業所の指定権者に確かめるのが確実です。研修の指定と受講対象の線引きは県ごとに違います。

個人で申し込むときに気をつけること

個人で申し込める県でも、選考では事業所経由や配置の予定がある人を優先する例が目立ちます。

神奈川県は、個人申込みは可能だが選考の優先順位は下がる、と募集要領に書いています。茨城県は法人の推薦がない人を選考順位の最下位に置いています。千葉県と静岡県の更新研修も、法人からの申込みを優先します。定員を超えたときに通りにくくなることは、見込んでおいてください。

実務経験の証明も、個人では完結しません。実務経験証明書は、在籍した法人に書いてもらう書類だからです。個人で申し込む場合も、いまの勤務先や前の職場への依頼は避けて通れません。書き方と依頼の仕方は実務経験証明書の書き方にまとめています。

申し込む県も自由には選べません。埼玉県と千葉県は、県外の事業所に勤務する人を対象外としています。どの県で受けるかは、勤務先の所在地や住まいで決まると考えてください。

事業所が協力してくれないときは

まず事業所と配置の予定を作れないか話し合い、まとまらなければ県の研修担当課に相談します。

配置の予定は、事業所にとっても意味があります。サビ管がすでにいる事業所なら、基礎研修修了者を2人目のサビ管として配置に数える仕組みがあるためです。後任の備えとして受講させる形なら、話がまとまることがあります。仕組みの中身はサビ管研修の全体像で説明しています。

それでも協力を得られないときは、県の研修担当課に個人申込みの可否を確かめてください。可否の明記がない13都道県では、この確認が最初の一歩になります。案内に書かれていないことは、問い合わせない限り分かりません。

実践研修のOJTの届出など、配置にかかわる手続きの相談先は指定権者です。研修の申込みとは窓口が違うことがあるので、聞き分けてください。

次に読むもの

個人で申し込む場合も、研修の要件と流れは全国共通です。

よくある質問

Q. サビ管研修は個人でも受けられますか?
A. 個人で申し込める県は6県あります。2026年度の募集要項を実測した47都道府県では、岐阜・茨城・石川・神奈川・長崎・埼玉が個人申込可でした。条件つきで受け付ける府県も22あります。可否は自分の県の募集要項で確かめてください。
Q. 個人では申し込めない県はどこですか?
A. 個人申込みを認めない県が6つあります。福島・長野・滋賀・島根・広島・鹿児島です。広島県は「個人からの申し込みは不可」、島根県は「個人での申込はできません」と要項に書いています。福島県は申込書類を勤務先法人の代表者が出す形です。
Q. 実務経験がまだ足りなくても受けられますか?
A. 残りが2年以内なら基礎研修を受けられます。実務経験の年数に達する日まで2年以内になった時点から対象です。この要件は全国共通で、個人申込みかどうかとは別に判定されます。
Q. 働いていない期間でも申し込めますか?
A. 法人に所属していない人を受け付ける県はあります。埼玉県と千葉県は、法人に所属していない場合に限って個人申込みを認めています。石川県は個人で申し込む人に、受講が必要な理由を書かせる形にしています。実務経験証明書は在籍した法人に書いてもらいます。
Q. 個人で申し込むと落ちやすくなりますか?
A. 選考の優先順位が下がる県はあります。神奈川県の募集要領は、個人申込みは可能だが選考で優先順位が下がると明記しています。茨城県は法人の推薦がない人を選考順位の最下位に置き、栃木県と山梨県も個人申込みの優先順位は低いとしています。
この記事の根拠資料
1.
厚生労働省
2026-08-31確認。配置が決まっている者を優先する旨
2.
研修日程ナビ(当サイト)
「都道府県別のサビ管研修日程・個人申込みの可否」
47都道府県の県別の出典URLと確認日は各県ページに掲載(2026-09-21確認)
3.
社会福祉法人岐阜県福祉事業団
2026-09-21確認。個人での参加を前提にした通知先の記載
4.
一般社団法人茨城県心身障害者福祉協会
2026-09-21確認。法人推薦用と個人用の申込書、選考の優先順位
5.
石川県
2026-09-21確認。個人での受講申込者に受講理由の記載を求める旨
6.
一般社団法人かながわ福祉大学校
2026-09-21確認。個人申込可と選考の優先順位の記載
7.
一般社団法人長崎県知的障がい者福祉協会
2026-09-21確認。個人でも申し込める旨の明記
8.
埼玉県
2026-09-21確認。法人に所属していない場合の個人申込み
9.
福島県
2026-09-21確認。申込書類は勤務先法人の代表者が提出
10.
特定非営利活動法人長野県相談支援専門員協会
2026-09-21確認。個人での申込みはできない旨の明記
12.
社会福祉法人島根県社会福祉協議会 島根県福祉人材センター
2026-09-21確認。個人での申込はできない旨の明記
14.
社会福祉法人鹿児島県社会福祉協議会
2026-09-21確認。個人登録からの申込みは受け付けない旨
15.
千葉県
2026-09-21確認。法人に所属していない場合の個人申込み
16.
社会福祉法人大阪府障害者福祉事業団
2026-09-21確認。推薦のない方の個人申込扱いの記載
17.
兵庫県
2026-09-21確認。配置の予定のある個人からの申込可の記載
最終確認:2026.09.21

この記事の更新履歴

2026.09.21調査対象を10都道府県から47都道府県に拡大。不可と明記する県が6つあることを反映
2026.08.31公開
執筆
徳永 崇志

徳永 崇志

就労継続支援B型事業所の運営者

埼玉県志木市で就労継続支援B型事業所「ぽちぽちの道」(事業所番号 1112200454)を運営しています。サービス管理責任者と一緒に働きながら、配置基準や減算の判断に日々向き合っています。

サビ管ラボでは、厚生労働省の告示・通知や都道府県の公式資料にあたって、制度と実務を整理しています。

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